子どもの矯正

子どもの矯正(一次矯正)

目的

一次矯正の目的は、重篤な不正の発生を防ぎ、二次矯正をしなくて済むようにすることです。
成人になった時に、上下の土台が安定した状態になるように、子どものうちに治療を進めます。

対象年齢

成長発育期にあたる、6才〜12才頃にするのが一般的です。
反対咬合や交叉咬合などの場合には、3才頃から始める場合もあります。


年齢別矯正治療ガイド

いつまで

治療・経過観察しながら、親知らずを除く、上下の永久歯(通常28本)が、すべて生えそろうまで。

特長

骨がまだ柔らかいため、『成長』を利用して、顎の幅や長さを整える治療が可能です。不正咬合、歯列不正の原因にアプローチしながら、正しい成長をサポートしていきます。

子どもの矯正治療では、成長発育も合わせて、長期的に経過観察をしていくことが重要です。

現在の状況だけでなく、過去から現在までの経過、この先の成長過程で起こり得る変化を考慮して、治療計画を立てていく必要があります。


治療方法・装置

メリット

① 顎や身体のバランスが整い、正しい発達を促すことが出来る。

②永久歯の矯正(二次矯正・本格矯正)の負担軽減につながる。 
・抜歯矯正の可能性が低くなる
・外科手術が必要な重篤な不正咬合を防ぐ

③適応能力が高い。
・痛みを感じることが少ない
・歯が動きやすいため、動的治療(実際に歯を動かしている)期間が短い

④コンプレックスを解消することで、健全な精神発達の環境が整う。


マンガで見る矯正治療

デメリット

① トータルの期間が長くかかる(経過観察期間が長い)
すべての永久歯(親知らずを除く)が生えそろうまでが、一次矯正の範囲となるため、早く始めるほどその期間は長くなります。

② 本人の協力が得られにくい
患者本人のやる気が一番大切です。

③ 歯みがきなど装置管理、保護者の協力が必要
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